昨今、インスタなど、写真SNSにアップする際のマナーが問われることが多くなりました。

インスタ映えを気にして、インスタ蝿にならないように?!
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何故【インスタ蝿】と呼ばれるようになってしまったのか

インスタグラムでイイネをたくさんもらえるような、フォトジェニックな写真のことを「インスタ映え」と呼ばれるようになってから久しいですが、どうしてそれが「インスタ蝿」になってしまったのでしょうか?

インスタグラムでフォトジェニック食べ物や風景を撮ってイイネをたくさんもらう事自体は、まったく悪いことではありません。

しかし、リア充アピール、もしくは承認欲求が強い人、と思われてしまう側面もあります。
それが、Twitterなどで冷ややかな視点で風刺されてしまったことが発端とも言えます。

そもそも、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどはどれもSNSではありますが、それぞれの用途やウケる写真がまったく異なるのも最近話題になっていました。
インスタグラムに投稿する写真は、いかにキレイにオシャレに写真を撮るかにかかっています。
それ故に、撮影時にちょっとした演出を加えたり、撮る角度や光線の具合を調整したりと言った影の努力が必要となる場合が多いです。

そのインスタ映えする写真を撮る際に、度を超えて演出をして周囲の迷惑になってしまっていることが問題となり、それを迷惑で忌み嫌われる蝿に例えて【インスタ蝿】などと呼ばれるようになってしまいました。
周囲の迷惑を考えずインスタ映えする写真を撮っている人を写すことが、ツイッター映えするということにもなってしまっていますね。

また、周囲に迷惑をかけなくても、インスタ映えする写真を撮るためだけに話題の食べ物を購入し、写真を撮った後に食べきれずに捨てるというモラルに反する行為も問題となっています。
いくらインスタ映えがするからと言って、食べきれない程の量の食べ物を購入して捨ててしまうのでは、本末転倒です。

フォトジェニックな写真を撮る事自体が問題(インスタ蝿)ではない

「インスタ蝿」と言われる現状ですが、フォトジェニックな写真を撮ること自体が問題ではありません。
写真を撮るための行為が、モラルや社会の迷惑になっていないかどうかが問われています。

例えば、カフェで写真を撮る際には、店員さんに一声かけるとか、立入禁止のところや道路上で写真を撮ったりしないなど、周囲に迷惑をかけない配慮が大切なのではないでしょうか。


「インスタ蝿」と呼ばれないように、モラルやマナーを守って、フォトジェニックな写真を撮りたいものですね。
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