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絶対に使いこなしたい、使う頻度が高いショートカット

デザインをやっている方で、Adobeイラストレーター(以下イラレ)を使っている方は多いと思いますが、これから始められる方、まだ使いこなしていない方は作業時間短縮のためにぜひとも覚えていただきたいショートカットがいくつもあります。
その中で特に頻度が高いショートカットを5つ選りすぐりでご紹介しますので、ぜひとも覚えてくださいね。

オブジェクトをグループ化・グループ解除

「ctrl+g」で選択した複数オブジェクトをグループ化

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バラバラにしたくない複数のオブジェクトを選んで「ctrl+g」でグループ化することができます。

こうすることで、移動させたりする際にグループとして選択することが出来るので便利です。

グループ化されたオブジェクト群を、さらに別のオブジェクトとグループ化もできます。
その際には、階層構造になるので、グループ化解除する際には、最後にグループ化したものから一つずつ解除されていきます。

「ctrl+shift+g」でグループ化解除

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グループ化されたオブジェクトを解除するには「ctrl+shift+g」です。

グループ化もグループ解除も同じくgroupの「g」なので覚えやすいと思います。
shiftがあるかないかなので、併せて覚えてしまいましょう。

オブジェクトをロック・ロック解除

「ctrl+2」でオブジェクトをロック

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こちらもかなり使用頻度の高いショートカットです。

オブジェクトを動かしたくない、背面にある板オブジェクトをロックしたい、そういうときなどに使用します。

「ctrl+alt+2」でロック解除

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ロックしたオブジェクトを解除する時に使うのが、同じく「2」キーを使った「ctrl+alt+2」のロック解除です。
同じ「2」キーを使った「ロック」と「ロック解除」なので併せて覚えましょう。

ロック解除をすると、ロックがかかっているオブジェクトすべてがロック解除状態に戻ります。
「このオブジェクトだけはロック解除したくない」という例外はできません。
そういう場合は、ロック解除したくないオブジェクトは予め別レイヤーに置いておいて、レイヤー自体をロックしてしまうという方法もあります。

オブジェクトを隠す・再表示

「ctrl+3」で選択したオブジェクトを隠す

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これはどういう時に使うかというと、先程のロックと同じような感じです。

編集作業の邪魔になるオブジェクトはロックしたりしますが、ロックだと触れなくはなりますが見た目的に邪魔と言う場合にはこの「隠す」を使います。
隠したいオブジェクトを選択して「ctrl+3」で見えなくなります。
見えなくなっているので、印刷などもされなくなります。
最終的にはちゃんと表示させることを忘れないようにしましょう。

「ctrl+alt+3」で隠したオブジェクトを再表示

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先程のロック解除と同様に、「ctrl+alt+3」で隠されているオブジェクト全てを再表示となります。

再表示させたくないオブジェクトがある場合には、ロックの時と同様に別レイヤーに配置して、非表示にするという方法もあります。

「隠す」はあくまで編集の邪魔になるオブジェクトを一時的に見えなくするというイメージで使うと良いでしょう。

画面を100%表示

「ctrl+1」で画面を100%表示

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これも意外と使わない人も多いですが、知っておくと便利な「画面の100%」表示です。

制作しているドキュメントが、紙やWEBにした時に、実際の仕上がりの大きさに近いサイズで表示されます。
ただ、モニターサイズ等によって実際のサイズとは異なる場合が多いので、あくまで参考程度に考えておいたほうがよいです。

アートボードを全体表示

「ctrl+0」でアートボードを全体表示

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作業しているアートボードを全体表示するには「ctrl+0」です。

「ctrl++」、「ctrl+ー」で画面の拡大縮小も併せて覚えておいて欲しいショートカットですが、これはよく知られているので知っている方も多いと思います。
画面が拡大しすぎや縮小し過ぎでアートボード全体を見渡したい時には、この「ctrl+0」で一発で全体を表示してくれます。

先程の「等倍表示」と併せて全体の仕上がりをチェックする時に多様するショートカットですので、ぜひ覚えておきましょう。

まとめ

Adobe Illustratorの絶対使いこなしたいショートカット、貴方は全部知っていましたか?
覚えておくと便利なショートカットはまだまだありますので、もっとマニアックなショートカットも今後紹介していきたいと思います。
お楽しみに^^
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