高原の中で出会った光り輝く場所が原点

 私のアクセサリー制作は始めて間もないのですが、大きな影響を与えたのは箱根のガラスの森美術館の庭園のガラスの木と美しいスワロフスキーのアクセサリーでした。
 こんな風に、ガラスでできた魔法の国から生まれたようなものでいっぱいにしたい。
 そんな気持ちが私のベースにあります。
ガラスの森美術館の庭園で輝くクリスタルガラス

ガラスの森美術館の庭園で輝くクリスタルガラス

四季に合わせて様々なガラスのオブジェが太陽の光を受けて庭園を彩ります。

道具箱はドラえもんのポケット

 自分ならほしいなあと思うものを作っていくうちに、沢山のパーツとの出会いがありました。
最初はスワロフスキーのクリスタルABカラーに輝くパーツばかりに夢中でしたが、
在庫を求めてあちこちのネットショップを渡り歩いているうちに、
小さな手提げ袋から始まった私の道具入れはいつしか巨大な箱にも入らないほどに^^;

 そうして出会った道具たちは、やがて当初の予定と違う役割をみつけながら新しいイメージにつながってゆきます。
沢山のパーツを揃えるほど、思わぬ組み合わせで新しい答えが浮かんだり、イマジネーションを広げてくれます。

 テクニックは、作りたいと思うものに果敢にチャレンジしてゆくうちについて行きました。

まずは【三種の神器】についてお話します

 これはもうアクセサリー作家さんならおなじみですね。コレなしでは何一つ進みません。

・ヤットコ
・丸ヤットコ
・ニッパー

三種の神器

三種の神器

右からヤットコ、丸ヤットコ、ニッパー。これがないと作ることはおろか壊れたものを直すこともできません
 あらゆる作業に密接に関わる大事なツールです。それぞれほぼおなじ比重で必要になっているいわば手足。最初にヤットコと指カンを買い、結局全部買ってて、それがスイッチになってあっという間に作ることに夢中になってました。

・ヤットコ
 これは掴んだり曲げたりするために必要なもの。ワイヤーも、ピンも、マルカンも細くて硬くて小さいので、とても指だけで扱うことはできません。まさに「手」そのものですね。

・丸ヤットコ
 こちらはヤットコのように掴むこともできますが、主な用途は「丸める」こと。Tピンや9ピンのさきっぽを丸めたり、メガネ留めするために必要です。ヤットコだけでは非常にシンプルなことしかできませんが、一歩先に進むために必要なのがこの丸ヤットコなのです。

・ニッパー
 これは「切る」ための道具です。完成品のネックレスチェーンに通すだけならニッパーはいりませんが、好きなチェーンを好きな長さで使うにはチェーンを切る必要があります。金具を必要な長さで切るのがニッパーの役割です。

 これに加えて指カン、メジャー、接着剤、目打ちなど副資材が必要になってきます。

主役級の脇役の副資材

 接着剤はそれぞれに特性はありますが、どの接着剤が自分のアクセサリー制作に合うかは、調べるだけでなく自分で使ってみるしかありません。
 目打ち(左下)のさきっぽについてるのはシリコンのピアスキャッチ。フタをなくしてからずっとコレ。目打ちのフタをなくした人にはお薦めw
その他の副資材

その他の副資材

真ん中が指カン。接着剤は人によってどのメーカーを使うかは様々。自分に合うものを見つけよう

まとめ

いかがでしたか?

 アクセサリーはとにかく、金具を曲げる、切る、丸める、通す、接着する、などの作業の繰り返しです。

 次回はてんこ盛りにあつめた私の素材・パーツの山を、その入手経路も交えてかーるくお見せしたいと思います。

 よかったらまた見てくださいね!
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